前回の抄読会では、症例報告を読んでしまった人が厳しく指導されてしまいました。やはり少ない分量でやり過ごそうとするのはだめなようです。
今回私が読んだのは「Severe road traffic injuries in Kenya, quality of care and access」(Afr Health Sci. 2009 June; 9(2): 118–124.)。抄読会としてはふさわしいものではないかもしれません。発展途上国であるケニアでの交通外傷をまとめたものです。
日本を含め十二分に経済力のある国ではドクターヘリが力を発揮しています。発展途上国ではどうでしょうか。ぜひ、WHOのホームページ
Health TopicsのInjuries, Trafficに目を通してみてください。
ケニアはノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんや、アメリカのオバマ大統領の祖母が住んでいることなどで注目を浴びていますね。
<追加>
ケニアの人口密度と私の住む町の人口密度は55人/km2、57人/km2とほぼ同じです。