子ども達と、近くにある体育館の駐車場で遊んでいると、駐車場を追い出され、そこにドクターヘリが着陸しました。
結局、ドクターヘリに搭乗した医師が、ヘリによる搬送は必要ないと判断し、患者は救急車で当院に搬送されました。事故現場は病院の近くですので、最初から救急車で運んでも良かったのではと思えた症例でした。
「医療は地域で完結するべきだ」というのが私の主張ですから、どちらかと言えば、反ドクターヘリ派です。患者さんを遠く離れた病院まで連れて行かれると、その家族はきっと困るでしょう。
もちろん、離島などでは有効だと思いますが、この辺ではそれほど必要性を感じません。しかし、大声で反対する前に、まずはドクヘリについて勉強してみようと思います。その思いは、来月下旬の「ドクターヘリ講習会」で。