不不惑

麻酔科専門医試験の思い出

 私が受験した頃は、指導医試験という名前だったと思いますが、苦い思い出があります。
 
 面接試験 問題1 麻酔器の始業前点検をしてみてください。

 ひととおり私なりの始業前点検を行った後、試験官が、「セボフルレンの気化器を回し、蛇管に鼻を当て、セボのにおいを嗅いでくださいね。」というアドバイスに噛みついてしまいました。「1日数例、毎日、年中、セボを嗅いだらセボ中毒になるからそうすべきでない。」
 その後、しらけた雰囲気になってしまいました。

 
 面接試験 問題2 十二指腸潰瘍穿孔疑いの緊急手術があります。どんなふうに麻酔を導入しますか。

 私、「十二指腸潰瘍穿孔疑いの手術というものはありません。内視鏡検査で穿孔しているか、また、穴の位置を同定し診断が確定してから行われます。また、消化器内科の先生が胃内容物を空気を含め抜いてくださるので、クラッシュで導入する必要はありません。」
 とり返しのつかない雰囲気になりました。

 翌年の面接試験では、試験官に迎合するような解答のみを答え、合格証を頂きました。
 
 今でも、当時の私の解答は間違っていないと思っていますが、試験官に対しては無礼だったかもしれません。

d0134028_84076.jpg昨日から出張先に来ていますが、ここ数日の大雨で川は氾濫しています。地盤がゆるんでいるそうで、25km/hの徐行運転です。飛行機だったらグアムを通り越しているよー

 
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by madowazuzu | 2010-07-20 08:43 | 麻酔
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四十而不惑の境地に至れなく麻酔を行う日々
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