心エコー講習会初日最後のコマで、JB-POT過去問題解説の講義がありました。講師たちは正答率の低い問題を中心に講義され、もっと勉強するようにとのメッセージを出しているように思いました。しかし、一生懸命勉強した集団でも10%程度の正答率しか出せないのは出題側にも原因があると思います。
例えば、大動脈四尖弁のARの重症度評価です。
AR jet 8mm LVOT width 20mm
見た目は拡張期に弁尖がきちんと合わず、ARによるモザイクがひどい状況です。しかし、上記のデータからAR jet/LVOT 40%だからmoderateと解答を求めていました。あの動画は本当にmoderateなのか疑問を感じています。