術前診察の仕方はたいした違いはない。
病棟に行って、カルテに目を通し、患者さんとお話しし、最後にインフォームドコンセントの用紙にサインしてもらう。
多くの日本人がそうであるよう、こちらの人もたいして麻酔には興味がない。
しかし、私は違う!決死の覚悟で病棟に行き、
なんとか患者のところにたどり着き、しどろもどろになりながらお話をし、サインを頂く。
その後、看護婦に指示をきいてもらう。疲労困憊となる。
たいして興味のない患者と、いっぱいいっぱいの麻酔科医。
こんな滑稽な様子はない。
僧帽弁前尖に茎のあるvegetationが付着。
vegetationが後尖上でバウンドしているので、後尖にありますと最初に言ってしまった。